毎日使用する「電子レンジ」。ご自宅でお菓子作りやお料理をたくさんされる方は特に汚れが気になる場所ですよね。みなさんはどのくらいの頻度で電子レンジのお掃除をしていますか?
この記事を読む前にご自宅にある電子レンジの中を覗いてみて下さい。毎日使用していると、そんなに気にならなかったのに、じっくりと覗いてみたら思った以上に汚れていませんか?
今回は、簡単にできる電子レンジのお掃除の仕方のコツや方法をお伝えします。
使用するのは…
今回使用する洗剤は油汚れを落とすナチュラルクリーニングの代表ともいえる「重曹」。アルカリ性である重曹は、油などの酸性汚れに効果を最大限に発揮します。
電子レンジ内の汚れだけではなく、臭いもしっかりと除去してくれます。
準備するもの
- 水 200ml
- 重曹 大さじ1
- コップ 1個
- 古布やキッチンペーパー
お掃除の手順
- コップに水(200ml)と重曹(大さじ1)を入れます。
- ラップなどで蓋をせずに電子レンジに入れます。
- 500Wで5分チンします。
- 5分間の温めが終わったら、電子レンジの扉は開けずに20分ほどそのまま放置します。
- 古布やキッチンペーパーに先ほど使った重曹入りの水を付け、しっかりと絞ってから電子レンジ内を拭き掃除します。
- 最後にしっかりと拭き上げます。
なぜ、20分放置するの?
5分温めるだけではそこまで汚れが取れません。時間を置くことで温まった重曹と蒸気が汚れをふやかして落としやすくしてくれます。また、重曹は温めると強いアルカリ性の洗剤になるので、より汚れを落としてくれる仕組みに。
その後、温まった重曹を使って電子レンジ内を拭くのも同じ理由です。温まった重曹は強いアルカリ性の洗剤に変わりますので、捨てずにキッチンペーパーなどに付けて再利用するとより効果的・効率的に電子レンジをきれいにすることができます。
大掃除の時はこの方法をやると良いかもしれませんね。
強いアルカリ性の洗剤のため、手が荒れてしまうことも。家事用の手袋(ゴム・ビニール製など)をはめることをおすすめします。
また、重曹をつけて電子レンジ内を拭いたあとに白く残ってしまう場合があるので、しっかりと拭き上げをしましょう!
気になるおそうじの頻度は?
お掃除の頻度は、この方法でできれば月1回程度は行うと電子レンジをきれいに保てます。
もちろん、使用回数や用途によって電子レンジの汚れ具合が変わります。汚れ具合が気になる場合は月2回程度に増やすとよいでしょう。
お菓子作りの後に臭いがこもった時に対策としても有効的ですよ!
汚れのためすぎはNG?
電子レンジ内の汚れがひどいと温める時に余計な電力を使ってしまったり、故障は発火の危険性もありますので、適度なお掃除が必要です。
チンするだけで本当にきれいになりますので、まだ試されたことがない方はぜひ1度試してみてくださいね!
この記事を書いたのは
Ayaka
お掃除スペシャリスト、クリンネスト2級認定講師、整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーターexpertとして活動中。 都内の二世帯住宅で暮らす2児の母。書籍「時間もお金もかけないほったら家事」も出版。
忙しく働くママでありながら自宅を綺麗に保つテクニックを発信している。