ワンランク上の仕上がりに♪<br>フルーツの切り方・扱い方

ワンランク上の仕上がりに♪
フルーツの切り方・扱い方

フルーツの果肉を傷めない扱い方や、華やかになる様々な飾り切りの仕方をご紹介します♪

お菓子作りのデコレーションなどでよく登場するフルーツですが、正しい切り方をご存知でしょうか?
今回はフルーツの果肉を傷めない扱い方やひと手間加えるだけで華やかになる様々な飾り切りの仕方をご紹介します。

いちごの扱い方


いちごを洗う

 

いちごは使う直前に洗いましょう。


あらかじめ洗っておく場合は、水滴がたくさんついていると傷みやすくなるので、しっかり水分を除きましょう。

ヘタを除く

ヘタを上に向け、白いところからまっすぐに切ります。


赤い果肉をまな板に押し当てて切ると果肉がつぶれてしまうので注意しましょう。

スライスする

切り落とした平らな面を下にしてたてて、お好みの厚さにスライスします。

いろいろなフルーツの飾り切り


いちごの飾り切り

いちご飾り切り

切り方


①ヘタをつけたまままな板におき、根元を切り離さないようにして4本切り込みを入れる。

②優しくずらしながら広げ、形をととのえる。

ハート型いちご

ハート型いちご

半分に切ったいちごの根元の方をV字に切り込みを入れます。
ゼリーやプリン、ケーキの上にのせると華やかな仕上がりになりますよ!

オレンジ

オレンジやグレープフルーツなど、薄皮に包まれているものを切り出す方法を「房取り」と言います。薄皮を除くので、見た目も口当たりもよくなります。慣れれば手でむくよりも早くむくことができます。

切り方


オレンジ飾り切り

①よく洗い、上下を果肉が見えるまで切り落とします。

②まな板に起き、オレンジの曲線に沿って包丁を動かす。


皮と果肉の間の部分をギリギリまで切りましょう。

オレンジ飾り切り

③取り出したい房の左右の薄皮の内側に切り込みを入れる。


必ずよく切れる包丁で行いましょう。切れない包丁だと無駄な力が入ってしまいケガの原因になります。

④果肉を外す。


薄皮が残っている場合は後から取り除きましょう。
また、水分が付いていたら、ペーパーなどで除いておきましょう。

キウイフルーツのバラ

キウイのバラ

切り方


①皮をのぞき、縦半分に切る。

②2〜3mm厚にスライスする。

③少しずつずらしたら、端からクルクルと巻いていく。

④花びらを広げるように形を整えたら、完成。

ぶどうのお花

ギザギザをできるだけ細かくすると断面がキレイになります。刃先が尖っているコンパクトタイプの包丁を使用すると、果物や小さい野菜を切るときや飾り切りをするときにも作業しやすいですよ。

ぶどうのお花

切り方


①ぶどうの中心に、ナイフで斜めに切り込みを入れる。
ジグザグになるように切り込みを入れ、1周させる。

②両端を持って軽くねじる。

③開く。

④ケーキのデコレーションやお弁当に飾り付ける。

まとめ

いかがでしたか?きれいにカットしたフルーツを飾り付けて、ワンランク上の華やかなケーキに仕上げましょう!

この記事を書いたのは

橋本慶子

東京製菓専門学校卒業後、代官山シェリュイ、アフタヌーンティー・ティールームなどで約10年ケーキ製造・販売業務に携わる。
2008年ABCクッキングスタジオ入社、2011年から商品部にてケーキ開発を担う。
5年間で約400メニューを開発する。
現在はフリーで活動中。

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