レシピに出てくる「よねつ」という言葉には「予熱」と「余熱」の2種類があります。
同じ読み方でも意味は全く違うんです。みなさんは違いをご存知ですか?
今回は「予熱」についてご紹介します。
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予熱とは?
予熱
予熱とは、あらかじめオーブンやグリルの庫内を調理したい温度まで温めておくことです。焼き時間とは別に予熱する時間を設けます。
予熱の効果
きちんと予熱すると、焼きムラを防ぐことができます。また、パウンドケーキなどのように生地を焼く過程で膨らませるものは、オーブン内に入れたときから高温なので生地が一気に加熱され、しっかり膨らませてふんわり仕上げることができます。
なぜ予熱が必要なのか
予熱が入っていないと、生地がダレたり、膨らまない原因になります。必ず予熱を入れましょう。
予熱の時間は長めに取りましょう
オーブンの製品ごとに異なりますが、予熱が上がるのにだいたい10分前後かかります。作業中に時間を逆算して予熱を入れましょう。
予熱の仕方は?天板はどうする?
予熱の仕方
最新のオーブンレンジには、ボタン1つで予熱ができる「予熱機能」がついている製品が増えています。ご家庭にあるオーブンのボタンのまわりや説明書を見て予熱機能がついているか確認し、予熱ボタンがついていたら説明書通りに予熱を設定してみましょう。
天板はどうする?
メニューにより異なります。天板ごと予熱を入れることもあります。焼成時は指定がない限り、下段を使用します。
予熱完了後の庫内は設定温度よりも低い!?
オーブンにもよりますが、200℃に予熱設定した場合の予熱完了時の庫内の温度はまだ180℃くらいであることが多いです。
閉じたままの状態であれば、だいたい予熱完了から5分程度で200℃くらいに到達します。
「レシピ通りに作っているつもりが、予熱の温度が低かったために生焼けだった」なんて失敗を防ぐために庫内温度計があると安心して作れますよ。
予熱完了後の注意点
予熱後は手早く作業しましょう
早めに予熱を入れておくことは大切ですが、予熱完了後に時間が経過しすぎると予熱機能が切れてしまうことがありますので注意しましょう。
オーブンの扉の開閉にも注意
オーブンの扉を開けることで庫内の温度が一気に下がってしまいます。
あらかじめ予熱設定を変更して焼成温度より10〜20℃高くする、開ける場合は手早く作業出来るように準備しておくとよいでしょう。
オーブン機能の使用直後は電子レンジが使えない
オーブン機能を使って料理した直後は、庫内がとても高温になっています。そのため、(メーカーにより異なりますが)電子レンジの温めなどができない場合があります。説明書で確認してください。
また、庫内だけでなく、オーブンレンジそのものも高温になります。オーブン機能を使う時には、レンジ台の周りには溶けやすいものは置かないようにしましょう。
まとめ
一般的に出回っているレシピの中には「予熱」をしてあることが前提で記載されてないものもあります。お菓子作りには予熱は必須です!予熱のあり、なしはおいしく仕上がる以前に失敗の原因にもなるので必ずしましょう。
レシピによっては、予熱を入れる前に「電子レンジを使用するもの」、「ナッツのローストをするもの」などもあります。これらの準備が終わってから予熱を入れる必要がありますので、レシピをよく読んで作業に取り掛かりましょう。