パンづくりをはじめると、いかに発酵をうまくさせるかが要となることがわかってきますね。季節によって室温にも大きな変化があり、温度を安定させにくくても、「洗えてたためる発酵器ミニ」があると、どんな状況でも一定の温度管理ができます。
洗えてたためる発酵器ミニ
場所をとらず、使いたいときだけ組み立てて、収納時には簡単に平たくたためる発酵器。組み立ても分解も1分でできる手軽さ。なのに室温〜42℃までの細かな設定が可能です。時間も1分〜24時間まで調整できますから、夜眠る前に生地を発酵器に入れて朝起きてから焼く、天然酵母やゆっくり発酵のレシピなどにもおすすめです。
ミニ! だけど庫内は広々
食パン型なら2斤分が2台ゆったりと、丸パンなら15〜20個を一気に発酵させることができる大きさ。扉を開けてしまうと温度が下がってしまいますが、扉が透明なのでそのまま発酵の具合が見極められます。庫内が汚れたら水洗いすることもでき、いつも衛生的に収納しておくことができますよ。
天然酵母も発酵器で温度管理
レーズンやレモンで起こす天然酵母は、清潔にした瓶に水と果物やドライフルーツを入れて発酵させるだけのもの。27℃程度に設定して、5〜7日経てば酵母液の完成です。そのままパンに練りこんで使うこともできますが、ここに強力粉を入れて発酵種をつくり、パン生地づくりに使うと、しっかり膨らませることができます。
発酵食品も発酵器があればお手のもの
麹を使った発酵食品は、室温で発酵させるとカビてしまう心配もありますが、しっかり消毒して発酵器で発酵させれば、失敗なく作ることができます。しょう油と麹を入れて発酵させた「しょう油麹」は、お肉や野菜にかけるだけでコクがでる万能調味料。そこにみじん切りの青唐辛子を入れると「三升漬け」というピリ辛の調味料に。
美味しいパンづくりは「発酵」が重要
発酵器を使うと温度や時間のバラつきが少なくなり、思い通りのパン生地づくりに近づきます。また、酵母の働きが弱くなる寒い時期のパンづくりにも活躍するアイテム。お手入れもしやすく、コンパクトにたためるミニサイズは特におすすめです。パンづくりや自家製の発酵食づくりを楽しんでください。