「普通の食パンじゃ、物足りない…」というパン作りが大好きな方におすすめしたいのが、今回ご紹介する「合わせトヨ型」です!
ウェーブのついた円柱型が珍しく、いつもと違ったちょっとオシャレなラウンド食パンが焼けます。
今回はフードスタイリスト・八木佳奈さんが、比較的簡単に作れる、秋の食材を使ったうず巻きパンのレシピを教えてくれました。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
今回使用するアイテムはコチラ!
合わせトヨ型
ブレッドコース(リッシュクラス)の「生クリームブレッド」でも使用!
このラウンド型は、ドイツ語で「鹿の背」という意味の「レーリュッケン」とも呼ばれています。
いつもとちょっと変わった形のパンを焼いてみたい時にピッタリです!
黒ごまとさつまいもの2色うず巻きパン
さつまいものやさしい甘みにほっこり癒やされる、2色のうず巻きパン。
切り株のような模様を作る、黒ごま生地とさつまいも生地の色のコントラストがとてもキレイ!
では、早速、作ってみましょう!
材料(合わせトヨ型1本分)
<黒ごま生地>
強力粉 | 100g |
ドライイースト | 小さじ2/3 |
砂糖 | 20g |
塩 | 小さじ1/2 |
牛乳 | 80ml |
バター | 10g |
黒炒りごま | 大さじ1 |
<さつまいも生地>
強力粉 | 100g |
ドライイースト | 小さじ2/3 |
砂糖 | 20g |
塩 | 小さじ1/2 |
卵 | 1個 |
牛乳 | 大さじ2 |
バター | 10g |
さつまいも | 1/4本(正味100g) |
下準備
●トヨ型にお好みの油脂を薄く塗り、カラ焼きして冷ましておきます。
●さつまいもは皮をむいて1.5㎝角に切り、水に5分ほどさらします。その後、耐熱容器に移し替え、ラップをかけてレンジで2分間加熱(600W)。取り出したらフォークなどで潰して冷ましておきます。
黒ごま生地とさつまいも生地の作り方
黒ごま生地作り
①ボウルに強力粉を入れ、片側に砂糖とドライイースト、反対側に塩、黒炒りごまを入れます。イーストをめがけて牛乳を加え、全体を混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなってきたらバターを加え、ひとかたまりにします。
②「①」をパンこね台に取り出して、表面がなめらかになるまで10分ほどこねます。
さつまいも生地作り
③冷ましておいたさつまいもペーストとさつまいも生地の材料で、黒ごまの生地と同様に作ります。
パン生地の1次発酵と成形
④2つのボウルにバターなどお好みの油脂を薄く塗り、黒ごまとさつまいもの生地をそれぞれ入れ、ラップをかけて1次発酵させます。30℃程度で40~50分、生地が2~2.5倍になれば終了の目安です。
⑤1次発酵が終わったらパンこね台に取り出し、手で押してガスを抜きます。丸く形を整え、乾燥しないように、固く絞ったふきんをかけて15分ほど休ませます。
⑥「⑤」をめん棒で18×20㎝程度に伸ばします。黒ごま生地の上にさつまいもの生地を重ね、端からくるくると巻いていきます。巻き終わりをしっかりとつまんで閉じ、閉じた部分を下にして型に入れます。
パン生地の2次発酵
⑦型に入れたらフタを閉じ、2次発酵させます。30℃程度で30~40分、生地が型の端まで膨らんだら、2次発酵終了の目安です。
いよいよ焼成!
⑧2次発酵が終わったら、合わせトヨ型のフタを閉めて200℃に予熱したオーブンで20分焼きます。20分焼いたら一度取り出して、トヨ型を裏返してから250℃で5分焼きます。
ラウンド食パンの完成!
⑨型から取り出し、ケーキクーラーの上で冷ましたら完成です!
「合わせトヨ型」の材質は、鉄にアルミ加工をしたアルタイト製。焼いたパンの型離れが良く、火の通りが均一です。パン作り初心者でも、外はカリカリ、中はふんわりした食感のラウンドパンが、気軽に手作りできます。
ちょっと手を加えれば、うず巻きパンもプロのような仕上がりに。さまざまなバリエーションのパンに挑戦したいという人に、ぜひ、おすすめしたいアイテムです!