赤ビーツをご存知ですか?
知っている方は普段から食に敏感で美容にも気を使っているのではありませんか。
赤ビーツは、赤かぶに似ていますがかぶではなく、皆さんが普段お使いのお砂糖の原料となる"甜菜"や、ほうれん草の仲間でヒユ科の植物です。
真っ赤な果肉が特徴的で健康に良いといわれスーパーフードとして、近年注目を集めています。ロシア料理のボルシチはメイン具材が赤ビーツでその色がそのまま活かされ、お肉や他の野菜と煮込むとコクと深みのある味わいが楽しめます。
赤ビーツがスーパーフードと言われる理由は?
①元気が出る!
硝酸根という成分が多く含まれ血流を良くする。
②女性にやさしい!
女性にとって大切な葉酸やカリウム、鉄等様々なビタミン・ミネラルが含有されています。
③お腹にやさしい!
ラフィノース(オリゴ糖)や食物繊維も多くふくみ毎日お腹すっきり。
そんな赤ビーツが今、北海道の広大な大地で育まれ農薬を使わず栽培されています。
アスリートの御用達
海外ではアスリートたちが競技前後に赤ビーツをジュースで摂取しています。
日本開催のオリンピックでも金メダル選手が競技リカバリーのため摂取していたのが報道されました。なぜ赤ビーツジュースを摂るのでしょうか?赤ビーツの成分に硝酸根が含まれ、体内では一酸化窒素に変換され血管を拡張させて血液の流れを促します。そのことで運動機能の向上や疲労回復を高めると言われているからです。
疲れを感じたらビーツを食べて確かめてみてはいかがでしょうか。
情熱の赤。赤色は活性酸素と戦う!
最近になって、スーパーマーケットでも見られるようになりました。
鮮やかな赤色が特徴的で土の中で栄養分をたっぷり蓄えた根菜の赤の正体はベタレインと呼ばれる色素成分です。その成分はほうれん草の根元と同じで、強い抗酸化力を持つことが知られています。食事などに取り込むことにより、健康や美容に良い働きが期待できます。
とにかく女性に嬉しい、やさしい!
赤ビーツは奇跡の野菜ともいわれ、ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよく含むため、お子様からご高齢の方まで幅広い世代にお勧めです。
中でも女性にとって大切な食物繊維、カリウム、葉酸などを多く含みます。食物繊維は腸内環境改善に、カリウムは女性に多いむくみ解消に、葉酸はビタミンB12とともに造血作用に関与しているため貧血予防、妊娠前や授乳中の女性にもお勧めです。
生鮮は前処理に手間がかかって…。
赤ビーツの風味は甘味とごぼうのような少し土っぽいうま味がありますが、サラダ、酢漬けは生でいただけます。スープ、煮込み料理は加熱することでオリゴ糖を含むことからより甘みが増して食べやすくなります。但し、生の場合はよく洗って泥を落として皮を剥き薄くスライスしたり、ボイルの場合はお鍋に水、酢を入れて中火で加熱して、煮立ったら皮つきビーツを入れて弱火で30分程度茹でる事から、とても手間がかかるので敬遠されがちです。
お菓子やお料理に簡単便利!手間いらずの北海道赤ビーツパウダー
手間が省けて、手軽に利用できる赤ビーツパウダーをご紹介します。
原料となる赤ビーツは、北海道の契約農家で農薬を使用せずに栽培しています。赤ビーツの栄養成分が損なわれないよう丁寧に低温乾燥させて粉末化しているので安心、安全です。
また、生鮮と違い皮剥きやゆでるなど前処理の手間を省くことができて、容易に利用できるので、毎日手軽にお使いいただけます。
この記事を書いたのは
田所 明美(管理栄養士、健康運動指導士)
アイデアレシピ、時短レシピを季節の食品や栄養の観点から作成し季刊誌に掲載。
美容・健康・未病をテーマにした執筆も行い発信しています。
トレーニング、マラソンなどが趣味でフルマラソンは過去に4回完走しています。
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原料はすべて契約農家で栽培しており、種まき~収穫~加工まで、しっかりと管理をして製造しています。天然の着色料として、お菓子やお料理にお使いいただいたり、赤ビーツのもつ栄養素を簡単にお食事で取り入れるのにお使いいただけます。