ロールケーキをきれいに仕上げる5つのコツ|割れない巻き方のポイント

ロールケーキをきれいに仕上げる5つのコツ|割れない巻き方のポイント

ロールケーキ作りを成功させるために、5つのポイントをしっかりおさえておきましょう!

老若男女問わず、人気の「ロールケーキ」。ご自宅で作ってみたことのある方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ作ってみると"せっかくきれいにスポンジ生地が焼けたのに、巻く時に亀裂が入ってしまいガッカリした経験"はありませんか?
ロールケーキ作りを成功させるために、5つのポイントをしっかりおさえておきましょう!

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    ロールケーキとは

    ロールケーキ

    スポンジ生地にクリームや果物、ジャムなどをのせて巻いたもののこと。
    生地にココア・紅茶・抹茶などを混ぜて作ったり、細かく切った甘露煮(グラッセ)やフルーツをのせて巻いたり、さまざまなアレンジが効くスイーツです。

    巻き方は?

    ロールケーキの巻き方には「表巻き」「裏巻き」と呼ばれる巻き方があります。

    表巻き

    ロールケーキ 表巻き

    スポンジの茶色い面が下向きになるように置き、クリームをのせ、茶色い面が外側になるように巻く作り方。

    裏巻き

    ロールケーキ 裏巻き

    スポンジの茶色の面を上向きになるように置き、クリームをのせ、白い面が外側になるように巻く作り方。

    表巻きと裏巻きの違いは?

    このフレーバーにはこの巻き方!といった決まりはありません。
    焼き時間が若干異なり、表巻きは焼き面を乾燥させたいので、裏巻き用で焼く時より温度を高めにする必要があります。
    また、表巻きは焼き面がはがれやすいので扱いが難しくなります。

    一番多い失敗「生地が割れる」原因は?

    生地を作る際に卵の泡立て不足や粉の混ぜ不足によって、キメが粗くなり、その大きな気泡から巻いた時に割れやすくなります。

    初心者の方におすすめな生地の作り方は 
    ・シフォン生地
    ・別立てスフレ生地(メレンゲに卵黄を混ぜ、薄力粉入れる方法)
    だと失敗しにくいので、作りやすいですよ。

    どちらもふんわりしてやわらかく、巻いても割れにくい生地です。「まずは一度作ってみたい」という方は、材料がセットになったキットを使うと、手軽に挑戦できますよ。

    ロールケーキを作る5つのポイント

    ☑︎ 1.生地の厚さ
    ☑︎ 2.焼き加減
    ☑︎ 3.クリームの泡立て加減
    ☑︎ 4.クリームの塗り方
    ☑︎ 5.巻き方

    1.生地の厚さ

    ロールケーキ生地の厚さ

    生地が厚くなるほど巻きにくくなり、割れやすくなります。
    使う天板の大きさによって厚みが変わるので、天板にあった生地量にすることがポイントです。

    天板はロールケーキ用もありますが、オーブンに備え付けの黒天板でも焼くことができます。

    2.生地の焼き加減

    ロールケーキ生地

    ロールケーキのような薄い生地は、「高温・短時間」で焼きましょう。生地を焼きすぎると乾燥して、こちらも割れる原因になります。

    3.クリームの泡立て加減

    8分立ての生クリーム

    ロールケーキを巻いた時に生地を支えるクリームの泡立て方も重要なポイント!よく冷やした生クリームを硬めの「8分立て」にします。
    使用する生クリームの脂肪分が低いとクリームの硬さを保ちづらくなります。(できれば)脂肪分が40%以上で動物性のものを用意しましょう。

    また、クリームは事前に泡立てて用意しておくと、ゆるんでしまいます。必ず巻く直前に硬さを確認しましょう。

    4.クリームの塗り方

    スポンジの端を切り落とす

    クリームを塗る前に、まずは生地の端を斜めに切り落とします。こうすると、巻き終わりが安定し、きれいに仕上がりますよ。

    生地にクリームを塗る

    8分立てにしたクリームを生地に塗り広げます。
    芯になる部分が必要なので、手前から3cm位のところを山高に、奥にいくほどクリームは薄くします。
    巻いてしまうのできれいに塗れていなくてもOK。
    端と中心のクリームの厚みが均一になることを意識して、クリームを塗り広げると、仕上がりが同じ太さになります。

    利き手にスケッパーまたはスパテラ、反対の手にゴムベラを持つと作業しやすいですよ。

    5.巻き方

    ロールケーキを巻く

    巻く時は滑りやすいので、下にシルパットや濡れ布巾を敷きます。

    まず、手前のクッキングシートを親指と人差し指でつまみ持ち上げます。生地をクリームの山が始まる手前まで垂直に立てるようにして「芯」を作るのがポイント。芯がしっかりできると、その後くるくると巻きやすくなります。芯をしっかりと中に押し込みながら(中指)紙を巻き上げていきます。

    ロールケーキを巻く

    巻き終わりにめん棒や定規など、長さのある硬いものを置き、クッキングシートの端を引っ張ります。
    ポイントは横から見た時にロールケーキより、手が前に出ていること。
    こうすると、適度に空気を抜きながら、生地をつぶさずに巻くことができ、形が整います。

    巻き終わったら

    切る前に必ず冷蔵庫で休ませ、生地とクリームをなじませましょう(冷蔵庫約30分)。
    冷やすときは、巻き終わりを「真下」にして、全体がバランスよく丸くなるように手で形をととのえ、バットなどにのせて冷やしましょう。

    まとめ

    ロールケーキを作る「5つのポイント」に注意しながら、ロールケーキ作りをしてみてください。 基本を作り方を覚えたら、生地の味を変えてみたり、好きな具材を巻いてみたり、外側をデコレーションしたりとアレンジを楽しんでみてくださいね!

    この記事を書いたのは
    橋本慶子

    東京製菓専門学校卒業後、代官山シェリュイ、アフタヌーンティー・ティールームなどで約10年ケーキ製造・販売業務に携わる。
    2008年ABCクッキングスタジオ入社、2011年から商品部にてケーキ開発を担う。
    5年間で約400メニューを開発する。
    現在はフリーで活動中。