こんにちは。そろそろ大掃除の時期が近づいてきましたが、みなさん「どこからはじめよう」と、悩むことはありませんか?掃除は効率的に行わないと、一度洗った場所をまた洗うことになったりして手間が生じてしまいます。
今回はキッチンの効率的な大掃除を行う方法をお伝えしたいと思います。
POINT1 起点を決める
まず、掃除を始める前にぐるっとキッチンを見渡してみてください。
掃除を始める起点となる場所を決めます。
導線を決めずに始めてしまうと、無駄な動きが増えてしまいます。
POINT2 シンクは最後に洗う
使用頻度の高いキッチンのシンク。
排水溝と汚れているから早く掃除したいと思いがちですがここで布巾や、他の場所を掃除した道具を洗ったりしますよね?
はじめにシンクをきれいにしてしまうと、使用後にまた掃除しなければいけない手間が出てきます。
POINT3 冷蔵庫の掃除は外側のみ
冷蔵庫の掃除場所は庫内と外側がありますよね。
まず、キッチン全体を掃除をする際には冷蔵庫の外側のみ掃除すればOKです。
というのも、冷蔵庫の中は通常使用している洗剤が使えない場所なので、洗剤を変える手間がかかってしまいます。
大掃除の時期にはクリスマスやお正月といったイベントが重なるため、せっかくきれいにしても冷蔵庫の中がまた汚れてしまう可能性が高くなります。
年末年始が終わってイベントごとが落ち着いた寒い日にするのをおすすめします。
冷蔵庫の中の掃除は、食品が傷みにくい「冬」にやるのがベストなんです。
キッチン全体と冷蔵庫の中の掃除を同じ日にやろうとするとなかなかの重労働になり、疲れてしまいます。疲れると掃除に対して前向きな気持ちになれなくなってしまいますので、無理せず別日にやりましょう!
冬の時期には済ませるようにしましょうね。
POINT4 コンロ周りの掃除は時期を分ける
コンロ周りのお掃除は油汚れが多く、しっかりと行いたいところです。 ただ、この大掃除の時期にやらなくてもいい場所もあります。
どこかわかりますか?
答えは換気扇の内部「シロッコファン」です。
油でギドギドになったシロッコファンは寒い時期だと油が固まり、汚れが落ちにくくなります。
夏に掃除する方が時間もかからず、ギトギトの油汚れもすっきりと簡単に落とすことができるんです。
大掃除のタイミングでやらなくても良い場所はやらないで大丈夫。
無駄な掃除は省いて大掃除を楽にするのもポイントです。
大掃除できれいにすべき場所はIHやガスコンロ周りの少し光っているところ。
ここが光っているだけでキッチンがきれいに見えます。
逆に汚れているとキッチン全体が汚れて見える場所とも言えます。
光り物(光っている場所)はしっかりと掃除をしてピカピカにします。
POINT5 いつもは見落としがちな場所
大掃除ではいつもは掃除できないような場所をチェックするのも大切です。
☑︎引き出しの部分の汚れ
埃が溜まっていませんか?
毎日触る部分は皮脂汚れも多くついているので、しっかりとこのタイミングで掃除するようにしましょう。
☑︎水栓のカルキ汚れ
水栓も頻繁に掃除する場所ではないので、このタイミングでピカピカにしましょう。
キッチンの掃除は範囲が広いので1日で終わらせるのは大変ですよね。
導線を決めていない掃除方法だと、やり忘れや同じ場所をもう一度掃除するという手間がでてきます。
まとめ
●起点を決め、光るものはピカピカに。
●冬にやらなくてもよい掃除はやらない。ポイントをおさえて効率よく大掃除をしましょう!
皆様のご参考になれたら嬉しいです。
この記事を書いたのは
Ayaka
お掃除スペシャリスト、クリンネスト2級認定講師、整理収納アドバイザー1級、時短家事コーディネーターexpertとして活動中。 都内の二世帯住宅で暮らす2児の母。書籍「時間もお金もかけないほったら家事」も出版。
忙しく働くママでありながら自宅を綺麗に保つテクニックを発信している。