バレンタインの定番スイーツの1つ「生チョコ」は、バレンタイン直前になってもまだ何を作るか決まっていない方にオススメの駆け込みスイーツなんです。
溶かしたチョコに生クリームを加え、冷やし固めるだけで作れるお手軽さで、バレンタイン当日に作ってもギリギリ間に合います。
失敗しないように作り方のポイントをおさえておきましょう ♪
生チョコの「生」って?
生カステラのように「生」がキーワードになっているスイーツがたくさん存在しますが、 生チョコの「生」とはなんのことでしょう?
半生っぽいから…ではありません。これは「生クリーム」の「生」です。
生チョコは1930年代に作られたお菓子で、日本では約50年前から作られています。
使用する道具
湯せん鍋・ボウル・泡立て器・ゴムベラ・クッキングシート・茶漉し・包丁・まな板・小鍋
材料(3cm角 16個分)
材料 | 分量 |
---|---|
チョコレート(スイート) | 200g |
生クリーム(脂肪分35%前後) | 100g |
バター(食塩不使用) | 10g |
(お好みで)ラム酒などのリキュール | 5cc〜 |
ココアパウダー | 適量 |
作り方
①チョコレートを溶かす
ボウルにチョコレートを入れ、湯せん(50〜60℃)にかけて溶かす。
①チョコレートが大きい場合は小さく刻んでおきましょう。
②チョコレートは高温の湯せんで溶かすと状態が悪くなるので、注意しましょう。
②加熱する
鍋に生クリームを入れ、80℃くらいまで温め、①に加え均一になるまで混ぜ、バター・リキュールを加え混ぜる。
アレンジとして、生クリームにインスタントコーヒーを混ぜたり、紅茶葉を加えて、ミルクティーにしても楽しめます。
また、リキュールが少量入ると香りが良くなり、高級感が増します ! 酒・オレンジのリキュールのグランマルニエや、ベリー系のリキュールも合いますよ。
③冷やし固める
15cm角位のバットやタッパーにクッキングシートを敷き、②を流し入れ、型を数回優しく台に打ちつけて空気抜きをする。
冷蔵庫で冷やす(1時間〜)。
④完成
型から外し、軽く温めた包丁でお好みの大きさに切り、粉糖やココアパウダーを全体にまぶす。
①包丁を、湯で軽く温めることで、チョコレートがカットしやすくなります。温めすぎるとチョコが溶けてしまうので注意しましょう。
② 刃の表面は常にきれいに拭きながら切りましょう。
③生チョコを直接触ると手の熱でチョコレートが溶けたり、指紋が付いたりするため、ペーパーなどを使って扱います。
④カットの途中で生チョコが柔らかくなったら、すぐに冷蔵庫に入れて扱いやすくしてからカットしましょう。
この記事を書いたのは
橋本慶子
東京製菓専門学校卒業後、代官山シェリュイ、アフタヌーンティー・ティールームなどで約10年ケーキ製造・販売業務に携わる。
2008年ABCクッキングスタジオ入社、2011年から商品部にてケーキ開発を担う。
5年間で約400メニューを開発する。
現在はフリーで活動中。
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