【レシピあり】初心者でも簡単!スタイリッシュなマーブル模様のケーキ作りのコツ

【レシピあり】初心者でも簡単!スタイリッシュなマーブル模様のケーキ作りのコツ

初心者の方でも簡単にできるマーブル模様のケーキ作りのポイントをご紹介します!

パウンドケーキやシフォンケーキにひと手間加えるだけで、スタイリッシュなマーブル模様のケーキが簡単に作れます。このケーキの魅力は、作るたびに異なる個性豊かな模様が生まれること。まるでアートのようなケーキは、食卓を華やかに演出してくれます。初めて挑戦する方でも、コツを押さえればプロ並みの仕上がりに。今回は、初心者の方でも簡単にできるマーブル模様のケーキ作りのポイントをご紹介します。この記事を読めば、あなたも自宅で見た目も楽しめるマーブルケーキが作れるようになります。さあ、一緒にマーブル模様のケーキを作ってみましょう!

1.マーブル模様とは


マーブル模様とは、大理石のような模様のこと。色ムラのある流線形の柄が、大理石模様に似ていることに由来します。
マーブル模様の作り方はお菓子の種類などによって異なります。その中でも一般的なのが以下の2種類です。

①ボウルの中で混ぜる

今回ご紹介するマーブルパウンドケーキの作り方はこの方法で作ります。ベースの生地を作り、一部を取り分け、ストロベリーパウダーやココアなどを加えて別の生地を作ります。2つの生地を軽く混ぜ、マーブル模様にする方法です。

②生地を交互に入れ混ぜる方法

3つの生地でマーブル模様を作る方法です。型に生地Aをスプーンで3ヶ所に入れ、間に生地Bを入れます。生地Bの上に生地Cを同様に入れ、間にプレーン生地を入れます。

残りの生地はバランスを見ながら型に入れ、菜ばしで軽く混ぜる。

混ぜ方によって模様の出方が変わります。
・ボウルの中で混ぜる方法:流動的な模様
・交互に入れる方法:はっきりとした模様

どんな仕上がりにしたいかによって使い分けをすると良いでしょう。

2. 必要な材料と道具の準備


必要な材料

バター(食塩不使用)・グラニュー糖・薄力粉・ベーキングパウダー・卵・ストロベリージャム・ストロベリーパウダー・牛乳

必要な道具

ボウル・ハンドミキサー・ゴムベラ・粉ふるい・パウンド型

3. マーブルパウンドケーキの作り方


下準備

  •  バター・卵は室温に戻しておく。
  • ストロベリージャムは小皿に出し、ストロベリーパウダーを茶こしでふるい入れ、よく混ぜておく(ストロベリーペースト)。
  •  パウンド型に敷き紙を敷いておく。
  •  薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
  •  オーブンに予熱を入れておく。

①プレーン生地を作る

ボウルにバターを入れクリーム状にし、グラニュー糖を5回に分けて加えその都度白っぽくなるまで混ぜる。


バターに空気が入ることで白っぽくなり、膨らみやすい生地になります。

卵を10回位に分けて加え、その都度均一になるまで混ぜる。 


卵は一度にたくさん加えると分離の原因になります。必ず少しずつ加えましょう。

粉類を2回に分けてふるい入れ、その都度切り混ぜる。

粉気が少し残るところで牛乳を加え、生地にツヤが出るまで切り混ぜる(約30回)。

②ストロベリー生地を作る

プレーン生地の1/5位を取り分け、ストロベリーペースト<を加え均一になるまでよく混ぜる。

③マーブル生地を作る

②を①に戻し、大きく3回切り混ぜる。


色のついている生地の中心を切るようなイメージで切り混ぜます。この後の作業に影響するので、ボウルの中で混ぜるのは最小限にしましょう。

④焼成と仕上げ

型に入れ、端まで広げる。


少しずつ型に入れると、どんどん混ざってしまうので、手数を少なくするように心がけましょう。

空気抜きをし、天板にのせオーブンで焼く(電気オーブン180℃ 45〜50分/ガスオーブン170℃ 45〜50分)。
※焼き時間が長いので、表面が焦げそうな場合はアルミホイルをかけたり、ケーキの向きを変えたりしましょう。

焼き上がりの確認方法

竹串をさして生焼けの生地がついてこないか確認しましょう。生焼けの生地がついてきたら、再度オーブンに戻し、追加で3〜5分焼きましょう。

焼き上がったら型・敷き紙をはずす。粗熱を取り、乾燥しないようにラップで包む。

4. よくある質問(FAQ)


マーブル模様がうまく出ない理由

①混ぜすぎ

生地を混ぜすぎてしまったため、模様がなくなっている。

②混ぜ不足

混ぜが足りない場合も、色ごとに生地が分かれてしまい模様になりません。

③生地の割合

色のついた生地の割合が少ないときれいに模様が出ません。

その他のアレンジ方法

  • 抹茶パウダー
  • かぼちゃパウダー
  • コーヒー(インスタントコーヒーを少量の水で溶いてペースト状にしたもの)
  • などでもおいしく仕上がります。

    まとめ

    以上のポイントを押さえれば、美しいマーブル模様のケーキが作れるようになります。どんなマーブル模様になっているかは切ってみてからのお楽しみ。ぜひ挑戦してみてください!

    この記事を書いたのは

    橋本慶子

    東京製菓専門学校卒業後、代官山シェリュイ、アフタヌーンティー・ティールームなどで約10年ケーキ製造・販売業務に携わる。
    2008年ABCクッキングスタジオ入社、2011年から商品部にてケーキ開発を担う。5年間で約400メニューを開発する。現在はフリーで活動中。

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