パン作り初心者のためのイングリッシュマフィンの作り方　基本手順とアレンジ

軽くトーストしたイングリッシュマフィンに、お好きな具材をはさんで食卓に並べるだけでおしゃれな朝食に♪
今回はコーングリッツの香ばしい味わいが特徴のイングリッシュマフィンの作り方・ポイントをご紹介します。

1.イングリッシュマフィンとは

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丸い専用の型に入れて焼き上げる、イギリスの伝統的なパン。コーングリッツの香りが豊かで、ハムやベーコンエッグなどとともに、朝食に食べられることが多いです。
ベーキングパウダーを使ってケーキのように作る“ アメリカンマフィン ”と区別するためイングリッシュマフィンと呼ばれています。

SNSなどでも話題になったエッグベネディクトは、半分に切ったイングリッシュマフィンの上にサーモンやベーコンなどをのせ、ポーチドエッグをのせて作ります。

2.コーングリッツとコーンフラワー

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どちらも皮と胚芽を除いた乾燥トウモロコシをすりつぶし、粉状に挽いたものです。

コーングリッツ

コーングリッツ（左）は粒子が粗く、少しザラっとした質感が特徴。コーンの香りや甘さ、そしてプチプチとした食感がアクセントになります。

コーンフラワー

コーンフラワー（右）はコーングリッツよりも粒子が細かいのが特徴。お菓子やパンの生地に加えても生地のつながりを邪魔しないので、ふんわりした食感に仕上げたいときにおすすめです。

3.必要な材料と道具

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材料

強力粉・インスタントドライイースト・砂糖・コーングリッツ・塩・水・オリーブオイルまたはバター

道具

イングリッシュマフィン型・ボウル・木ベラ・スケッパー・計量カップ・計量スプーン・はかり・ラップ・ベンチ用布巾・クッキングシート・ミトン・ケーキクーラー・オーブン

4.作り方

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下準備

• 水は42～43℃に温めておく(仕込み水)。
• オーブンに予熱を入れておく(電気：190℃14～17分／ガス：180℃14～17分)。

①生地をこねる

ボウルに強力粉・インスタントドライイースト・砂糖・コーングリッツ・塩を入れ、イーストめがけて仕込み水を加える。
木ベラでよく混ぜ、粉気が残る位でバター(またはオイル)を加え混ぜ、まとまったら台の上でなめらかになるまでこねる。

コーングリッツはグルテンの形成を妨げるため、根気よくこねていると生地がまとまってきます。最初はべたついていても、打ち粉はしないようにしましょう。

▼生地のこね方はこちら

②一次発酵

生地を丸めてとじめを下にしてボウルに入れ、ラップをかけ、発酵させる（40℃約30分）。

③型にバターを塗る

イングリッシュマフィン型の内側にバター(またはオイル)を塗り、クッキングシートを敷いた天板に並べておく。

型の内側にコーングリッツを敷いておく。

あらかじめ、型の内側にコーングリッツを敷いておくことで、生地全体にまぶしやすくなります。

④分割・ベンチタイム

2倍位の大きさになったらガス抜きをし、5等分にして丸め、ぬれ布巾をかけて休ませる(約10分)。

ベンチタイム中はぬれ布巾をかけて、生地を乾燥させないようにしましょう。

⑤成形

丸め直し、とじめを軽くつまむ。
とじめを持ち、生地全体にコーングリッツをまぶす。

生地を丸めたら、とじめを軽くつまんでおきましょう。

⑥二次発酵

とじめを下にして型に入れ、生地の上を手でかるく押さえ、二次発酵する。

型の8～9割位まで大きくなったら二次発酵終了です。焼いてからも生地は膨らみます。型より大きくならないように、発酵過多に注意しましょう。

⑦焼成

クッキングシート・ロール天板をのせ、焼く(電気：190℃14～17分／ガス：180℃14～17分)。

ロール天板からイングリッシュマフィン型がはみ出ないようにしましょう。オーブンの種類・使用年数により焼き具合が若干異なるため、調整しましょう。

⑧完成

焼成後、熱いうちに型から外し、ケーキクーラーなどにのせ、粗熱をとる。

まとめ

コーングリッツの香りが豊かなイングリッシュマフィンの作り方についてご紹介しました。好きな具材をはさんでアレンジも楽しめるパンです。手作りならではの焼きたての香りや食感をお楽しみください。

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